第18回定期総会を開催しました

認定特定非営利活動法人フードバンク山梨の第18回総会を、5/26(火)に山梨フードバンクセンターで開催しました。

正会員38名に対し、委任状提出を含め、会員34名が出席ししました。
2025年度事業活動報告・活動決算報告・監査報告について審議され、承認されましたことをご報告します。

【開会にあたっての理事長ご挨拶】

誰もが安心して暮らせる地域社会の実現に向けて活動を一歩一歩進めてまいります

 本年度は、長引く物価高騰の影響により、これまでも厳しい生活を余儀なくされてきた母子世帯や生活困窮世帯の皆さんがさらに深刻な生活状況に置かれる一年となりました。食品や日用品、光熱費など、暮らしに欠かせないものの価格が上がり続ける中で、「食費を削るしかない」「子どもに十分な食事を用意できない」といった切実な声が、私たちのもとに数多く寄せられました。

 一方で、支援を届ける側にとっても、決して容易な一年ではありませんでした。一般家庭や学校、地域の皆さまに開催していただいているフードドライブにおいても、物価高騰の影響から食品が集まりにくい状況が続きました。支援を必要とする方々の暮らしが厳しさを増すと同時に、活動を支える食品の確保にも影響が生じ「支援を受ける側」と「支援を届ける側」の双方が大きな打撃を受けた一年であったと感じています。

 しかし、そのような困難な状況の中にあっても、フードバンク山梨の活動は、多くの皆さまのお力添えにより、前年以上に前へ進めることができました。食品の寄付に加え、ボランティアとして活動に参加してくださった方々、運営費をご寄付くださった個人・企業の皆さま、そして学校や行政など、地域のさまざまな関係者の皆さまに支えられ、私たちは必要とする世帯へ食品を届け続けることができました。

これは、単に食料支援の輪が広がっているというだけではありません。フードバンク活動を通じて、「困っている人を地域で支えたい」「誰も取り残さない地域をつくりたい」という思いが、少しずつ、そして確かに広がっていることは、私たちにとって何より大きな励みです。支援の現場では、食品を受け取った方からの感謝の言葉だけでなく、「また頑張ろうと思えた」「誰かが気にかけてくれていることが支えになった」という声が届いています。私たちの活動は、食料支援であると同時に、人と人とのつながりを届ける活動でもあります。

 2026年度も、生活困窮世帯を取り巻く状況は引き続き厳しいことが予想されます。だからこそ、私たちはこれまで以上に地域の皆さまと連携し、必要な支援を必要な方へ確実に届ける仕組みを強化してまいります。そして、誰もが安心して暮らせる地域社会の実現に向けて、活動を一歩一歩進めてまいります。

 今後とも、フードバンク山梨の活動に変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

認定NPO法人フードバンク山梨 理事長 米山けい子